『レトリック小辞典(同学社小辞典シリーズ)』(脇坂豊・川島淳夫・高橋由美子[共編著]/同学社)には、次のような指摘がされています。つまり、
政治・文化・科学などの各方面で新しい事態が注目され、これらについて記述・記事・広告などで新しい語が求められている昨今、社名や商品名を含めて、ますます多くの新語が「混成」によって形成されている。
とのことです(上で『レトリック小辞典』が「混成」といっているのは、そのサイトの「混成語」と同じものです)。
つまり。
現代社会では、いろいろな分野で新しいものが出てきている。そういった新しいものについては、何か新しい名前をつけなければいけない。つまり、現代は「
新造語法」が活躍している社会だといえます。
新しい言葉をつくるとき。つまり、「
新造語法」が使われるとき。そのパターンの1つとしてチカラを発揮するのが「混成語」です。「混成語」は、2つのことばを1つに縮めることによって、新しいことばをつくることができます。まさに、「
新造語法」の代表例です。