- このミニマムばば!!」
- 「ドちび!!」
- 「豆つぶばば!!」
- 「マイクロちび!!」
- 「[ミジンコばば!!」
と、背が低いことについて、あまり建設的ではない争論がおこっています。
しかし、「豆つぶ」と同じ大きさの人間がいるはずがありません。「ミジンコ」と同じ大きさの人間がいるはずもありません。これは、「小さい」ということを極端にして表現しているものです。この点が「過小誇張法」にあたります。
【おまけ】なおエドは、「ちっこいの」みたな背の低いことを言われると、凶暴化するようです。例えば、
- 「アル」が錬金術師と間違えられた場面。
- 「エド」のほうが鋼の錬金術師だと言うと…
- エド「誰が豆つぶ
- ドちびか——ッ!!
- (がっしゃーっ)
- ↑食卓をひっくりかえす音uii]]]
- 町の人「そこまで
- 言ってねえー!」
- (1巻15ページ)
- 犯人「こんな おチビさんを撃つのは
- 気がひけるが……」
」 - (ボコ ベコ ドカ)
- ↑犯人を殴っている音
と、1巻だけでもこれだけあります。このマンガでエドは、お約束みたいに「ちっこい」と言われて激怒します。
- ことわざの中にある「過小誇張法」
- 「蚊の泣くような声」とか「猫の額ほどの土地」のように、定式化した表現もみられます。
- 「過小誇張法」と「過大誇張法」との関係
- 世の中には「大きい」と「小さい」という尺度では表せないものもあります。そのため、この「過小誇張法」と「
過大誇張法」とは、原理的には同じものといえます。
たしかに、上で引用した「背が低い」というのは、わりと「過小誇張法」になじみやすいものです。しかし、「
過大誇張法」なのか「過小誇張法」なのか、区別ができない例も多くあります。
また実際には、「過小誇張法」が使われることは少なく、圧倒的に「過大誇張法」のほうが多く登場します。
そのため。「誇張法」とだけ書いてあるばあいには、「過大誇張法」を示しているのが一般的です。
- 過小誇張法
- 縮小叙法
- 特になし